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■ 2016年04月号 ■
社会福祉法人改革 施設長 宮林 大輔
①法人運営を監視する評議員の設置 ②財務諸表などの情報公開 ③余裕財産の明確化 ④地域における公益的な取組 ⑤所轄庁による指導監督強化
しかしながら、今回の改正の内容を見ると「あたり前の事」ばかりなので安心もしています。というのも私達さくらぎ会では、既に前述の①と②については何年も前から行っているからです。③についても、人件費が都の平均値7割を超えて還元されており、余裕財産と言われる内部留保は存在しません。④についても仕組みがあり、⑤については、社会福祉法人さくらぎ会は規模の大きさから市ではなく、より高位の都からの監査を受けております。
ただ、今回の改正で影響をうける法人は多いと予想されます。例えば、理事への牽制機能を期待される評議員の要件が大変厳しくなっているからです。社会福祉事業への理解、学識経験、地域福祉への関与履歴、地域の経済団体からの推薦などの要件を満たす人材は、地域にはそれほど多くは無いからです。日頃からの地域とのつながりが法人に問われるところですが、私達のさくらぎ会はお陰様で万全の状態でこの改正に備える事ができておりますので、ご安心ください。
季節行事・雛祭り
研修報告 「認知症のみられるパーキンソン症候群とは」ケアマネ 大久保やすし
研修は事前に利用者様の状況をお伝えし、その情報をもとに先生がコメントをされる形で進行しました。
夕刻からの研修となりましたが、ケアワーカー、ナース、リハビリ、相談員など多職種が参加しとても有意義な時間を過ごすことができました。
ひなまつりとお食事 管理栄養士 小野澤 ななえ
三月は桃のお節句でした。こもれびの郷でも、ひな人形を飾って華やかな雰囲気になりました。この日のお食事は、一層春らしいものを提供致しました。菜の花を飾った散らし寿司をメインに、清まし汁、旬の梅を使った梅ゼリーというメニューでした。散らし寿司がお好きな方が多く、皆さんニコニコしながら召し上がっていました。
また、この日には毎月行っている郷土料理も取り入れました。今回は石川県金沢市の「治部煮」でした。関東地方の筑前煮に近いもので、野菜と鶏肉(本来は鴨肉)を一緒に醤油やだし汁で煮込みます。しかし、筑前煮と違うのが鶏肉に片栗粉をまぶしてから煮るという所です。こうすることで鶏肉が柔らかく煮ることが出来、また全体的にトロミが付くので冷めにくくすることが出来ます。少しトロミがあったので食べやすかったようで、利用者の皆様にも職員にも好評でした。
アオサギの視点から
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特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)こもれびの郷 〒197-0825 東京都あきる野市雨間385-2 TEL:042-550-3030
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