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■ 2018年3月号 ■
社会福祉法人ネットワークの会参加
その目的は社会福祉法人が有する設備や専門職スタッフといった社会的資源を活用し、単独ではなく協力して地域住民への貢献・福祉の充実を図っていこうというものです。
現在は災害時の相互応援など協力可能な部分の洗い出しを行っております。先日、早くもその第2回の会合が行われ、事前アンケートを元にグループ討議が行われました。こもれびの郷はCグループに属することとなり、あきる野市社会福祉協議会の課長さんや、特別養護老人ホーム福楽園の代表者と作業をすすめました。最後に行われた講評では、広大な市域内をブロック分けするアイデアや、ドローンを活用した福祉施設災害支援が提案されました。
具体的なプログラムが作られていくという事実も大事なのですが、何より福祉という枠組みで志を同じくする隣人が沢山居て、しかも同じ目標に向かって努力していくと言うその過程がとても素晴らしいことだと思いました。単独では成し得ないことも、協力していけばより早く、そして効率的に進められるのではないかと期待しています。
特養入所が容易に?
一方で東京都下のあきる野市を含む西多摩地区でも似たようなことが起きています。入所枠にかなりの余裕があるのです。実際こもれびの郷でも、短期入所はいつでもご利用いただけるような状況です。入所についても、医療的な条件や、空いた部屋の属性(性別、設備など)によって受入れが不可能な場合はあるもののの、以前の様な「300人待ち」はとっくに解消されております。
この現象はどいうことなのでしょうか、その答えが「都心回帰」です。高層住宅の充実や生活の利便性を求め、今地方から次々に人が都心に流入しています。さらに、都内郊外からもシニア層の都心回帰も進んでいるそうです。それらの人々が老親を呼び寄せたり、さらに自らも高齢化したりと都心部の入所型高齢者施設の待機待ちは深刻化しているそうです。(こうした実態を把握した西多摩地区の特養グループが立ち上げたのが、「西多摩特養ガイド」であったかと思います。)今回の埼玉県の話と西多摩が抱える問題は微妙に違うのですが、ベッドが空いているという事実は同じです。
市域を超えての入所は地域包括ケアとの整合性が主たる問題だと思いますが、高齢者には独居の方も多く、細心の注意を払い、以前の措置の時代のように都や自治体がある程度関わって交通整理をすればクリア出来る問題だと思います。
季節行事二・三月
こもれびの郷では、毎月利用者の皆様に季節を感じていただける様な行事を企画しております。 先月の二月は節分行事として豆まきをおこないました。鬼に扮装したワーカーが各階をまわり、利用者の皆さんに退治していただくという趣向でお楽しみいただきました。本物の豆をまくことが難しかったので、安全に配慮した代替の豆(フェルトで出来た手作りの豆)を使っていただきました。
また、三月はひなまつりが行われます。本格七段飾りの鑑賞会や雛祭りの雰囲気を醸し出すお菓子の提供が予定されております。どちらも余暇委員会(責任者・山田サブチーフ)が企画し、栄養士と協力して行っております。
プライバシー保護の為画像を荒く加工しております。
一輪の花が救う
パート職員のOさんはお庭で育てたお花や草木を手折り、こもれびの郷のそこここに飾って下さいます。いつもと同じ風景が、たった一つの花木で潤うことがあります。仕事ではない「誰か(利用者様・同僚職員)への気持ち」のお陰で心が潤っているのです。いつもありがとうございます。
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特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)こもれびの郷 〒197-0825 東京都あきる野市雨間385-2 TEL:042-550-3030
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