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■ 2018年12月号 ■
施設連絡協議会 あきる野市にはこもれびの郷を含めて、現在十四の特別養護老人ホームがあります。 事業者達は、定期的な会合を持ち共通の課題に取り組んだり、身近な情報交換なども密に行っております。 今月も会合があり藤田施設長の代理として参加してまいりました。 今回は市議会議員の参加もあり、市の取り組む課題などにも触れることが出来有意義な会となりました。
参加して感じた事としては、どの事業者も今後の人事ビジョンが見通せずに苦労しているということです。
その様な背景の中で今後を見通すと、十年後、早ければ五年後にも出現するかもしれないその状況を鑑み準備に着手する時期が来ていると感じました。言葉の問題もありますが、私は、今までこもれびの郷が取り組んで来た役割分担のシステムで、克服できるのではないかと考えています。
余談ですが、生まれた場所を離れ、遠い異国で家族の為に働くというのはものすごい冒険だと思います。その精神、勇気を尊敬します。
プライバシー保護の為画像を荒く加工しております。
こもれびの郷文化祭
11月初旬、こもれびの郷一階ロビーにおいて恒例のこもれびの郷文化祭が始まりました。作品展示が主たる催しとなり、会場には所狭しと沢山の力作が揃いました。
出品された作品は利用者様や職員等が製作したもので、個人やグループ単位で出品していただきました。書道、絵画、活け花、手芸作品などジャンルも多様で、とても見ごたえのあるものとなりました。ご覧頂いた皆さんには投票もしていただき、利用者部門ではやはり手芸クラブに多くの表が投じられていたようでした。
PCC研修に参加 職員育成プロジェクト 大城責任者
パーソンド・センタード・ケア(PCC)では、本人が何もできなくても、その人が肯定的な経験をしていれば「よい状態」とします。認知症でどんなに重いレベルになろうと適切なサポートがあれば、脳の障害の進行に関わらず「よい状態」の経験が可能であるということです。
私たちはとかく医学的な優劣で目の前の認知症の方を判断しがちですが、ケアに従事する人たちは、重度の認知症になっても、その人がよい状態を経験するために、その人が幸せであるという経験ができるようなサポートをしていかなくてはならない。医学はその人の能力、数値上の上昇を目指すが、ケアはその人の幸せを目指して欲しいということでした。研修を受けて自分自身のケアを振り返ることができました。
日々のケアの中で、認知症の方への偏った決め付けや思い込みでその人のケアを考えていることが多いのではないかと思いました。私たちが今問題行動として捉えている行動が、実は私たちのケアの未熟さから起こっているのではないか、私たちのケアに問題があるのではないかと、自らのケアを振り返る必要があると思いました。
PCCの理念は、世界共通の理念ではなく、日本ではまだ専門性を持った人は少ないようですが、私たちが直面している多くの問題の解決の糸口としてパーソン・センタード・ケアのアプローチを取り入れて行けたらと思いました。
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こもれびの郷では職員に多くの研修機会を設けております。施設を会場として内外の講師による定例的な研修も多く企画されますが、職員の申し出により外部の研修への参加も広く奨励しております。福祉の世界でも知識や技術は常に更新され続けます。今後も新しい情報に敏感に対応してまいります。
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特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)こもれびの郷 〒197-0825 東京都あきる野市雨間385-2 TEL:042-550-3030
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