■ 2019年4月号 ■

さくらぎ会の一年 理事長 宮林 大輔

昨年理事長を拝命し、初めての年度が終わりました。
これまで高齢者福祉の世界で二十年という年月を過ごしてきましたが、新たに保育の世界も間近で見せていただくことが出来、より社会福祉というものを立体的に捉えることが出来た様に思えました。
高齢者と児童。サービスを提供する対象は異なるのですが、何らか支えを必要とする個人(或いは家庭)に専門職がその知識と技術を駆使し、生活の質を高めるための援助を行うという点は何ら変わらないと感じました。共通点はまだあります。それは最前線で働く人たちの対象を思いやる姿勢です。
まずは相手をよく観察すること。そして対象の行動がどの様な心理背景によって導き出される結果なのかを理解すること。そしてその行動主体たる相手に愛情を注ぎ大切にすること。全て基本的には同じことでした。

さくらぎ会には今、二百人を超えるスタッフが在籍しています。それらの人たちが昼も夜も一生懸命働いています。より良いサービスの追及や顧客の満足を勝ちとるべく奮闘しています。頼もしく思うとともに本当にありがたいなと思います。理事長としての私の仕事は、サービスの向上とともに、提供主体である一人ひとりのスタッフの幸福の増進だと決意を新たにしました。

安全対策事業対応利用者避難設備使用訓練

3月6日(水)。市の後援をいただき完成した設備を使用し利用者の避難及び設備使用訓練を行ないました。今回は非常発電機を用いた訓練で、発電した電力で厨房器具が動くか、そしてその環境下で提供できる給食にまつわる訓練をいたしました。まずは制限された環境で作ることのできるメニュー、配膳方法、食器の選び方などを確認しました。また、災害時には情報の伝達も制限されることが予測されますので、その時の連絡方法も確認いたしました。
訓練実施後の話し合いでは、食器・箸などは使い捨てを使用する。水分提供も紙コップを使用する。ということを決めました。今後の改善点としては、食事を最終的に食器に移す場所や食器の保管場所などについて詰めることが必要とわかりました。

今後も定期的な訓練・検討を続け利用者様の安全確保をより確実なものにしてまいります。

プライバシー保護の為画像を荒く加工しております。

ユニット・ミーティング

こもれびの郷では、館内を4つのユニットに分けてケアを行っております。
職員はその4つのユニットのいずれかに所属しております。各ユニットはチーフワーカーが責任者を務め、これをサブチーフワーカーが補佐しています。
とは言え、チーフもサブもケアワーカーの一人ですのでユニット内のルールや業務改善などはチーム内の合議で決められております。このための仕組みの一つが定期的に行われるユニット会議です。

〈あるユニット会議の記録〉
①施設運営方針確認や情報開示。他施設での事故事例報告。当施設での配薬方法確認
②ヒヤリハット等報告。車椅子乗車時の手の位置。歩行不安定、居室のベッド位置について
③ユニット内の役割分担確認。配茶係より個別内容の変更
④居室担当より。体重増加、足の拘縮、食事水分ため込みについてなど

毎回、かなり細やかなことについて話し合われています。施設におけるケアワークとはケースへの個別対応の集積に他なりませんが、そのひとつ一つは決して同じ内容のものはありません。施設の蓄積したノウハウの中からの適切なチョイス、そしてスタッフの情熱が最適解を導き出して利用者の皆様と向き合っているのです。

4・5月の行事・レクリエーション活動

曜日 内 容
1 お花見週間
2  
3 朗読ボランティア
4 喫茶休み
5 理容、手芸クラブ
6 療法士指導
7
8 体操クラブ
9 俳句川柳クラブ
10 防災訓練、傾聴・朗読ボランティア
11 喫茶・サックス演奏会
12 理容、手芸クラブ
13 療法士指導
14
15 アロマクラブ
16 茶道クラブ
17 菓子販売、朗読ボランティア
18 喫茶、ボランティア公演
19 理容、華道クラブ
20 療法士指導
21 美化活動
曜日 内 容
22 小さな音楽会、青蛾珈房
23
24 書道クラブ、朗読ボランティア
25 喫茶、音楽クラブ
26 訪問美容、利用者懇談会
27 療法士指導
28 アロマクラブ
29 こいのぼり展示
30
5月
1 朗読ボランティア
2 喫茶、クラブ
3 理容
4 療法士指導
5
6
7
8 傾聴・朗読ボランティア
9 喫茶・サックス演奏会
10 理容

この記事もたくさんの人に読まれています