JR五日市線 秋川駅から徒歩で約5分、東京都あきる野市にある特別養護老人ホームこもれびの郷です。
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〒197-0825 東京都あきる野市雨間385-2

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こもれびの郷 業務及び財務等に関する情報・法人現況届

<業務に関する情報>

平成30年度事業報告書から

平成30年度は、介護保険法などの改正に伴い、介護老人福祉施設では利用者の医療ニーズへの対応や介護ロボットの活用推進、身体拘束の適正化などが求められました。介護報酬は若干の単価上昇となりましたが、介護職員の処遇が劇的に改善したとまでは言えませんでした。また、利用者によっては利用料金が2割負担から3割へと上昇し新たな負担を強いられた方もおられました。

また、政府の最重要法案としていた「働き方改革」関連法が成立し、残業時間の制限や正社員と非正規社員の賃金差の解消が掲げられました。今年度は改めて職員の労働環境の見直しを行うなど、安全で快適な職場作りを目指し取り組んでまいりました。

その他の重要目標についての成果は以下にご報告申し上げます。

1.「こもれびバリューアッププラン」の推進

以下の3点を推進することで、「こもれびの郷」の価値(=バリュー)を高めていこうという計画を立てました。

・個々のサービスの質の向上

 利用者様へのサービスの質向上を目指し、職員の資格取得をバックアップし、新たに介護支援専門員1名、介護福祉士1名、初任者研修資格取得者1名を誕生させました。さらに、「職員育成プロジェクト」を中心に、職員の研修、個別面接、個別育成計画作成を行いました。

・知識と技術向上の為の研修     

 介護職員による喀痰吸引研修を受講し、認定特定行為業従事者認定証の交付を受けました。また、事故防止や身体拘束廃止、高齢者虐待防止についての外部研修を積極的に受講し、受講した職員が施設内研修で講師を務めて職員全体の知識向上に努めました。

2.将来に向けた「こもれびの郷版介護ビジョン」の作成

 少子高齢化の時代にマッチした新しい介護スタイルの確立を目指し計画を立てました。

住む人と働く人の幸せの調和

 一日の介護業務を必要な時間に、必要な人材を配置していく分業制を推進し、短時間でも地域の方が務めやすい環境を整えました。朝・昼・夕食や清掃、シーツ交換などに内容を絞った従事していただくことで、その方のライフステージに合わせた勤務スタイルで働いていただくことができました。

地域に貢献する施設づくりの具体化

 大規模な地震などが起こった場合に、相互の救護活動を実施していく地域防災協定を地元のみどりの里自治会と結んでおります。今年も協力体制の内容を確認し、協力協定を更新しました。また、6月には介護職員が地域の自衛消防隊会のい参加し、防災に対する技術強化に努めました。また、10月には消防署の協力のもと総合防災訓練を実施し、緑の里自治会の皆様にも参加していただき、地域との連携強化を図りました。

心と体の健康を保つ職場つくり

 職員が体調を崩さないよう、労働時間の把握に努め、計画的な年次有給休暇の所得を奨励しました。また、今年度より公休数がさらに増え(113日/年)職員の働く環境が更に改善しました。また、ストレスチェックを実施し、あわせてメンタルヘルス研修も行うことで教育研修を行いました。職場の安全衛生のために定期巡視、環境改善も積極的に行ってきました。

3.大規模修繕へのとりくみ

 設備更新で安全対策を実施いたしました。来年度に本格的な大規模修繕を実施することになりました。

※ 事業報告書は施設玄関にて公開中です。

<財務に関する報告>
以下の青字のタイトルをクリックするとご覧頂けます。

平成27年度さくらぎ会貸借対照表
平成27年度さくらぎ会資金収支計算書
平成27年度さくらぎ会事業活動計算書

平成27年度こもれびの郷貸借対照表
平成27年度こもれびの郷資金収支計算書
平成27年度こもれびの郷事業活動計算書

※ 財産目録、収支計算書、事業活動計算書等は施設玄関にて公開中です。

<社会福祉法人さくらぎ会 法人現況届>
主たる事務所の所在地:東京都西多摩郡日の出町平井661
電話番号/FAX:042-597-3297/042-597-5255
設立認可/設立登記:昭和48年12月8日
代表者:宮林大輔(理事長)

事業:さくらぎ保育園(児童第2種)、さくらぎこぱん保育園(児童第2種)、こもれびの郷(老人福祉第1種)、こもれびの郷(短期入所・老人福祉第2種)、介護サービスつながり(老人福祉第2種)

理事:宮林佳子(さくらぎ保育園管理者)、阿部正義(弁護士)、志水守(特養・喜久松苑施設長)、田村みさ子(町議会議員)、山下正雄(元自治会長)

監事:法理規夫(税理士)、和田輝明(学識経験者)

評議員:清水昌孝(元自治会長)、本田司(自治会役員)、橋本晴子(前保育園主任)、山下文雄(自治会役員)、吉野達郎(元教育長)、佐々木富美子(民生委員)、久津輪力生(元都職員)、宮野秀規(団体職員)

各事業所施設長・園長:宮林佳子(さくらぎ保育園)、清水由美子(さくらぎこぱん保育園)、藤田和弘(こもれびの郷特養・短期入所)、中川智恵子(在宅介護サービスつながり)

職員:常勤専従90名、常勤兼務1名、非常勤89名(正職員換算31名)

理事会/評議員会:平成30年度5回/2回
監事監査:1回

資産管理:土地23筆(3か所)、建物4か所

第3者評価受審:さくらぎ保育園(平成25、26、27年度)、こもれびの郷(平成25、26、27年度)
さくらぎこぱん(平成26、27年度)

会計基準:社会福祉法人新会計基準

平成31年3月31日現在

<福祉サービス第三者評価・結果>
評価機関:株)日本教育公社
評価実施期間:2014年8月4日~2015年2月14日

◆特に良いと思う点◆
・新入職員に対するマンツーマン指導、及びキャリアアップ支援制度により、職員の資質向上と定着率を高める取組を行っている。
・機能訓練や外出支援等により、利用者の身体機能の維持・向上を図り、日常生活を豊かにするための自立支援に取り組んでいる。
・「地域防災協定」の締結や施設の「余暇活動」の近隣住民への開放など、地域との関係を深める取組を行っている。

◆さらなる改善がのぞまれる点◆
・充実した余暇活動により来訪者が増加。感染症予防対策の強化推進に期待したい。
・利用者家族の意見・要望について「こもれび新聞」の活用などでさらに取組に期待したい。
・マニュアルの定期更新で業業務の標準化推進に期待したい。

事業者が特に力を入れている取組
・地元神社の祭礼などに参加。敷地を提供するなど地域貢献に取り組んでいる。
・切れ目のない研修システムにより、職員一人ひとりのスキルアップに取り組んでいる。
・外出や余暇活動の充実により、利用者の生活が楽しくなる取組を行っている。

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