■ 2014年07月号 ■
自衛消防隊大会出場
こもれびの郷自衛消防隊が、去る六月十三日東京サマーランドにて行われた 自衛消防訓練技術審査会に出場いたしました。 当日は朝から雨が降ったり止んだりと不安定な天候でしたが、 こもれびの郷消防隊が技術発表を行っている時間帯は快晴でした。 その為現地に駆け付けた利用者様をはじめスタッフも万全の態勢で応援することができました。
結果入賞は逃したものの隊員の直向きな操法などの発表は、 今年もまた私たちに大きな感動をもたらしてくれました。
指揮者の清野ワーカー曰く「高校生の部活の様な」練習の日々は、彼女達自身を大きく成長させました。 また、頑張っている人を応援するという行為は、 こもれびの郷スタッフのチームワークを更に強くしてくれました。 関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
※プライバシー保護の為、画像は故意に画質を落としております。
職員定期研修
こもれびの郷では、感染症対策や事故防止など介護職員として必要な知識について 定期的に研修を行っております。 研修は、昼間の勤務の終業後十九時頃から三階のホールにて行われます。
内容としては資料を配布して解説する通常の形式の研修以外にも、 ビデオ視聴や医療スタッフによる技術指導など多岐に渡ります。 仕事後の疲れもある中で、多くの職員が熱心に参加してくれています。 業務標準化などの観点からもこうした定期的な研修は必要不可欠ですので、 今後もこうした機会を定期的に設け職員の資質向上や ケアサービスのレベルアップに繋げていきたいと考えております。
スタッフ・ほっとリレー⑥
簿記1級に挑戦 パートワーカー 笹井あやか
私は平成二十四年にこもれびの郷に入職し、一年八カ月程正職員として働きました。 そして今年の一月からは簿記一級の資格に挑戦する為に、週4日勤務のパート職員となりました。 現在は休みの日に資格取得の為の講座に通っています。
大学時代の授業をきっかけに経営学に興味を持ち、こもれびの郷に入職する際も介護技術の習得はもちろん、 社会福祉法人の経営についても学びたいとの思いがありました。 しかし、実際に介護職として働いてみると介護技術は日々先輩から学ぶことができましたが、 経営というのは中で働いているだけでは学ぶことが難しいものだと感じました。
また、学生時代に中途半端にしてしまったという想いからも、 再び基礎である簿記から学びたいとも考えるようになりました。 それから、家にある資料を使って独自に勉強をやり直しました。 やってみると勉強としての楽しさだけでなく、仕事の中でも利用者の方の笑顔を引き出す為に、 より時間や人員配置の観点で合理的に行えるかを考えて業務にあたる事が出来、 二重の喜びを得ることができました。 その為、二級範囲を学習した後も「もっと学びたい!」と強く思い、 今年から来年の六月の試験に向けて一級の勉強を始めたのでした。
それから約半年経ち、悩むことはありますが、周りの職員の方々からの応援もあり、 前向きに楽しく両立を続けています。
<施設長より>
笹井さんは、文中にある様に「簿記一級試験合格」という目的を立て頑張っています。 勉強に集中するという選択肢もあった筈なのですが、 「この仕事も好き。」と、二足の草鞋をはいてくれています。 人は人生の中で、いろいろな選択を迫られる時がありますが、 こもれびの郷では、できるだけ柔軟にこれを応援していきたいと考えています。
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