特別養護老人ホームこもれびの郷広報:こもれび新聞

■2011年9月号


地域防災協定に もとづく防災訓練

去る七月二十七日水曜日、地域防災協定に基づく訓練が秋川消防署の指導のもと行われました。
当日は地元緑の里自治会の役員の方々の参加もあり、午後二時から行われました。
最初は、昼間にこもれびの郷で火災が発生した場合の対応を実際のベルを鳴らして行いました。
また、後半では自治会の方のご参加もいただき消火訓練を行いました。

三月の大震災が記憶にまだ新しいのですが、万が一この地域にその様な震災が発生した場合は、
地域防災協定にのっとりこもれびの郷は地域住民の避難拠点として機能します。
こもれびの郷は、耐震構造のうえ厨房設備や入浴施設を備えておりますので、
一定期間の避難にはお役に立てるはずです。
また一方で、地域住民の方々には、こもれびの郷の利用者の方の避難誘導や、
一部介助などにご協力いただくこととなっています。

今後とも地域の住民の方、多摩川幼稚園さん等他の施設設備をお持ちの方々とも、
有事には連携して困難に立ち向かいたいと考えております。


納涼イベント報告

7月から8月にかけて、数々の行事が行われました。
7月の迎え火、送り火に始まり、同法人が運営するさくらぎ保育園の夏祭りへの参加、
保泉院住職による盆供養の会、お楽しみツアー、
そしてこもれびの郷の納涼祭といった一連の納涼イベントです。
今回は写真でその風景を振り返ってみることとします。。


新入職員から 2階東ユニット かないあずさ    

私が介護に興味を持ったのは、大学三年生の時にインターンシップで
デイサービス施設に行ったのがきっかけです。
それまで特にやりたい事でもなく、そこまで興味があったわけではありませんでした。
一緒におじいちゃん、おばあちゃんと暮らしているものの、二人ともとても元気で、いまだに働いているので、
認知症のお年寄りの方に接するのに、初めはとても戸惑いました。
しかし、2週間という期間の中、いろいろゲームをしたり、利用者の方の顔と名前が一致するようになったり、
お話をしたりするのが楽しく思えてきました。
利用者の方が「ありがとう」と言って下さることにやりがいを感じ、もっと何かしてあげたいな、
と考えるようになり、介護職を目指すようになりました。

実際に働き始め、何もかもが初体験、覚えなければならないことばかり、新しい環境にも馴染めず、
気分が落ち込んでいたことも多々ありました。
そんなとき、周りの先輩方が声を掛けて下さったり、仕事を教えて頂いた以外にも、感謝しています。

「安全」を第一に、利用者の方の立場に立ち、これまで以上に一人一人にあった介護、
身体的にだけではなく、心のケアもしていけたらな、と思っております。
まだまだ未熟ではありますが、これからも頑張っていきたいと思いますので、
どうか暖かい目で見守って頂ければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

   ※    ※    ※

 【 施設長より 】 

かないさんは、かなり早い時期から就職活動を始められておりました。
就職する業種を絞りきれている人がまだ僅かな時期に、
かないさんが自らの努力でいち早く将来の仕事を決めた姿勢には頭が下がります。
初めの志を応援していきます。


傾聴ボランティア活動報告

8月より、あきる野市の「傾聴ボランティアの会・ともしび」の皆さんが活動を始められました。
この活動は人と人との会話の中に安らぎを求めていくというものですので、
利用者の方にも好評です。


9月の予定

1 喫茶、音楽クラブ 11 21 理容、菓子販売
2 12 コーラス教室 22 喫茶、映画クラブ
3 療法士指導 13 理容、喫茶、ゲームクラブ 23 パーマの日
4 14 小さなイベント 24 療法士指導
5 理容、お楽しみツアー 15 喫茶、音楽クラブ 25 雨武主神社祭礼来園
6 喫茶、手芸クラブ 16 長寿を祝う会、家族懇談会 26 コーラス教室
7 ワックス清掃、菓子販売 17 茶道クラブ、療法士指導 27 喫茶、小さな音楽会
8 ワックス清掃、喫茶、映画クラブ 18 午前午後入浴あり 28 防災訓練
9 華道クラブ 19 出張喫茶・青蛾珈房 29 喫茶、書道クラブ
10 療法士指導 20 喫茶、ゲームクラブ 30

     

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