特別養護老人ホームこもれびの郷広報:こもれび新聞

■ 2016年06月号 ■


大規模修繕にむけて      施設長 宮林 大輔

社会福祉法人が運営する高齢者施設は、建築後一定の年数を経ると都のご支援をいただき建造物の修繕や設備の更新を行うことができます。これがいわゆる「大規模修繕」と呼ばれる事業です。

こもれびの郷も平成六年の開設から二〇年を超えましたので、丁度そのタイミングを迎えています。
しかしながら、既に空調や給湯設備など、不具合が利用者の皆様に重大な影響を与えかねない部分に関しては先行して更新(交換)が完了している部分もあります。

さらに残りの改善点に関しては二つの視点から検討をすすめています。
その二つとは、利用者の皆様の生活の利便性を向上させるという観点から「動線を短くするにはどうしたら良いか」、もう一つには職員の目線による「具体的な改善要望場所はどこか」というものです。

今現在で三回の職員アンケートを実施し、いわゆるブレインストーミングという手法を用いて問題の整理を行っております。以下に現状で整理されている改善案を例示します。

〈こもれびの郷・大規模修繕計画〉

・居室設備更新(壁床収納等)

・入浴設備更新(レイアウト変更)

・トイレ更新(使いやすさを求め)

・地域交流スペースの新設

・照明のLED化

・電気設備の更新

・厨房レイアウト変更
・その他

現在出された意見の費用対効果の見極めを行っております。
今後設計事務所との調整と作図、見積もりを完成させ、十一月の東京都との折衝を目指しております。
その後の審査などの経過にもよりますが早ければ来年度中には着工できる予定です。
大きなチャンスですので、施設のポテンシャルを高め利用者の皆様はもちろんのこと、職員、そして地域の皆様にも喜んでいただけるような事業にしたいと考えております。


がんばれ自衛消防隊 

こもれびの郷では、毎年職員からメンバーを選抜して施設を災害から守る自衛消防隊を組織しております。  六月には、この自衛消防隊が多数参加する地域の技術審査会が開かれます。
お陰様で昨年は並みいる強豪を抑え、女性3名で組織されたこもれびの郷自衛消防隊が初優勝いたしました。今年はディフェンディングチャンピオンとしての大会ですのでプレッシャーがありますが、「専門知識を持つ職員を増やし、施設の防災力を増強する。」ということが大切ですから、まずは自衛消防隊としての技能をマスターすることが最大の目的となります。

また一方のドラマとして、隊員たちの成長があります。消防の操法は様式美にも似た作法があります。これを正しく、そして呼吸を合わせて練習するには相当の練習が必要となります。

大会は六月九日(木)で、あきる野市内のレジャー施設・サマーランドの大駐車場で行われます。応援団を組織して施設をあげての応援を予定しています。


今月の地域交流

今回はボランティア永関さんのグループによる本琴の演奏会が行われました。三階ホールの舞台上に畳を四枚敷いて、その上で演奏をしていただきました。大きな琴の演奏はなかなか聞く事ができないので、利用者の皆様も珍しそうに目を大きくされておりました。会は軽妙なトークもあり大変盛り上がりました。


※プライバシー保護の為かなり画像を荒くしております。


6月の行事

1 アロマクラブ 11 療法士指導 21 コーラス教室
2 喫茶・映画クラブ 12 22 手芸クラブ
3 理容 13 茶道クラブ 23 喫茶・小さな音楽会
4 療法士指導 14 消防発表会、手芸クラブ 24 利用者懇談会
5 15 菓子販売、傾聴ボランティア 25 療法士指導
6 16 喫茶・大正琴演奏会 26
7 サックス演奏 17 理容 27 青蛾珈房・ホームカミングデイ
8 18 療法士指導 28 ドッグセラピー
9 ボランティア喫茶お休み
消防大会
19 緑庵こもれび喫茶 29 いもほり
10 理容、華道クラブ 20 お楽しみ会 30 喫茶・書道クラブ

     

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