こもれび新聞 2009年2月号


インフルエンザ及び感染症対策について

ご存知のとおり先日、町田のある病院でインフルエンザの集団感染が発生しました。
病院の予防対策にも問題があったようですが、
もともとご高齢の方は抵抗力も弱まっていらっしゃいますので、リスクは常に大きいのです。

こもれびの郷では各室の湿度管理はもちろん、職員のマスク着用や、
流水での手洗いやうがいも徹底しています。
この対策をしていても100%は防げるものではないのですが、
防ぐことの出来る確率は上がっていくはずです。今後もしっかりと続けてまいります。
ついては関係各位におかれましても、以下の件のご協力をお願いいたします。

 ご来園の皆様へのお願い

 
 ①玄関で必ず手を洗ってください。

 ②手洗い後アルコールで消毒をして下さい。

 ③館内に入る時はマスクをつけてください。

 ④食べ物は持ち込まないで下さい。

 ⑤入居者の方の外出は、極力お控え下さい。

 ⑥調子の悪い方のご来園はご遠慮下さい。


新春を祝う会・初詣
    
1月17日(土)は新春を祝う会が行われました。
会は、宇田川サブと橋本チーフが率いるEチーム(入浴・褥創予防委員会)が企画しました。
まずは、お昼ごはん前のひとときに、お囃子にのせて獅子舞の訪問がありました。
お付にはどこかぎこちない「ひょっとこ」達。職員のパフォーマンスでした。
続くお昼は豪華なお料理に西介護課長の乾杯です。皆さん大変喜ばれておりました。

午後は近所の二宮神社に初詣に行ってまいりました。


施設ケアマネ研修会報告
 こもれびの郷ケアマネージャー・青木 祐明
 

 〈チームでつくる施設ケアプラン〉
・施設入所はゴールではない。
・在宅では様々な理由でできなかったことが施設では出来る可能性がある。
・施設で入居者本人が出来ることを最大限に引き出し、その人らしい生活を構築する支援をする。
・一人で出来ることが増えれば職員の介護量の軽減につながる。

 〈高齢者のよりよき人生の為に〉
・「高齢者が自分らしく」とは職員の自己満足ではいけない。
・認知症の方に対する先入観をすてる。(例・収集癖→物を大切にする人。)
・プランとは利用者本人の為の計画。
・本人がしたいこと、こだわり、楽しみ、意欲がその人らしさであるため、アセスメントが大切である。
・職員が柔軟な姿勢を持たなければ職員の為の理想郷になってしまう。
・集団の中の個人ではなく、個人を個人としてみることが大切である。

 〈より良い生活を実現するケアマネジメント〉
・ケアマネは利用者の代弁者である。
・生活に対する意向を把握し、その人らしさの実現をチームで行う。
・施設の方が在宅よりチームが集まりやすく、その人らしさが実現しやすい。

 〈あなたの元気は私の元気〉
・利用者と関わるイコール発見と工夫。
・介護はできないことの代行ではない。
・介護者が楽しくないとお年よりは楽しくない。

講義は全体的に、福祉・介護の理論や理想であり、
今の現場では「なかなかできないこと。」と考えることもあった。
しかし、今回の講義で一度立ち止まり、
日々の業務で忘れてしまいそうな「福祉や介護の基本」について再確認出来た。
福祉の仕事でのやりがいや楽しみを持ち、
自分が何の為に働いているのかを考える良い内容でした。


喫茶ボランティア募集

毎週火・木曜日の午後2時から、3階喫茶コーナーにて喫茶が行われています。
活動の内容は、喫茶店を訪れる入居者の方々に対し、店員になり対応するというものです。
メニューはコーヒーと紅茶をお出ししています。
その用意と片付け、そして来店された方の話し相手をお願いしております。3月より再開いたします。


こもれび短歌教室

石の庭 木目古りたる サイロあり 創りし刻の 空気も紡ぎ    裕瑞


※こもれびの郷の庭にある「サイロ」こと酒樽です。

助けあい 人と人との 大切に 優しき心 愛をそそいで   宗琴
 


2月の行事
1 11 果物販売 21 理学療法士指導
2 館内消毒2階
理容
12 22
3 館内消毒3階
節分行事
13 23
4 館内消毒1階
菓子販売
14 理学療法士指導 24 入居者懇談会
手芸クラブ
5 15 25 果物販売
防災訓練
6 16 26 ギター演奏
書道クラブ
7 理学療法士指導 17 27 訪問美容
散歩・お話クラブ
8 18 理容
菓子販売
28 茶道クラブ
理学療法士指導
9 19
10 理容
ゲームクラブ
20