■ 2016年07月号 ■パート職員の力 施設長 宮林 大輔 こもれびの郷には現在五十名近いパート職員が在籍しております。三十代の働き盛りから八十歳の大ベテランもと様々な立場で様々な年齢の人達が利用者の皆さまの為に頑張っております。施設の規模から考えますと、かなりの人数が在籍していることになりますが、これには理由があります。 その理由とは、分かりやすく説明すると勤務パターンの多彩さです。一日の基本労働時間が二、四、六、八時間と様々なのです。必要なときに必要な人数を配置していくと時間が細分化され、人数も増えて行くというわけです。 そして、今後はこの取組にさらなる新しい視点を加わえていこうと考えております。少子化の進展とともに、優秀な人材の確保は益々困難になっていくと考えられますので、発想の転換を行うのです。 将来的には「仕事に合わせた人を募集する」スタイルに加え、「人に合わせて仕事を切りだしていく」形も並行して進めていく事を考えています。働く人のニーズに対応する為の柔軟性が求められる時代に変わりつつあるからです。この対応ができない組織は、間違いなく社会からの退場を余儀なくされるでしょう。 課題も当然あります。これらの取組とサービスの質の向上をどうバランスさせていくかということです。こもれびの郷では職員育成プロジェクトの活動や、スキルアップの為の各種の仕掛けを積み上げて、ここに挑戦していきます。
自衛消防隊奮闘す |
- 広報こもれび新聞2016年6月号掲載
- 広報こもれび新聞2016年8月号掲載