特別養護老人ホームこもれびの郷広報:こもれび新聞

■ 2016年11月号 ■


つながれ地域の輪 in TOKYO  施設長 宮林 大輔 

複数の社会福祉法人が協力し地域と寄添うイベントを行うキャンペーンが今、都内の各所で行われています。あきる野市内ではこもれびの郷の他に、同じ特養の麦久保園さん、そしてあすなろみんなの家さんが参加されております。

こもれびの郷では、この取り組みに地元の緑の里自治会さんとの防災訓練でエントリーしました。もともと両者で地域防災協定を結んでおり、訓練も毎年行っていたのですが、これが今回のキャンペーンの趣旨に合致した形です。

この催しは十月二十八日に行われ、秋川消防署、緑の里自治会、こもれびの郷、同法人のさくらぎ保育園並びにさくらぎこぱん職員、秋多中学校2年生、取引業者様そして一階の利用者の皆様といった多彩な参加者総計七十三名が参加しました。

昼間の地震発生を想定した訓練では、実際に利用者の皆様にも非難していただくという本格的なものとなりました。訓練後は今年も緑の里自治会役員の方々との会議を設け、災害時の相互応援、そして今後他の部分についても交流を深めていくことを確認させていただくなど有意義な一日となりました。


ストレスマネジメント研修

十月二十八日に都の認定講師をお招きし、参加者四十名超で表記の職員研修を行いました。どの様な仕事にもストレスはつきものですが、福祉の仕事は所謂「感情労働」と呼ばれ、ストレスの蓄積はサービスの低下に直結する大きな問題となっているとのことでした。

研修では講義の他にチェックリストを使った自己診断が行われ、自身の状態を確認することができました。その後はグループワークも行われ、六つのグループで活発な取組みがおこなわれました。

今回の研修の学びの核心は、「コーピング」と呼ばれるストレス解消のためのセルフケアの必要性を理解することでした。現代人として生活するうえで、ストレスを避けて生きることはできません。であるならば、コーピングと呼ばれるストレス原因に対する問題解決、わりきり、休養、相談できる関係の構築、別視点からの検討を身に付けることが必要なことなのだと学びました。

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今月の地域交流

十月二日(土)地元の共立女子中高合唱部の皆さんが来園されました。昨年に引き続いての登場でしたが、今回もその可憐で伸びやかな歌声に利用者の皆様や関係者が魅了されました。終了後は小グループに分かれて利用者様との懇談会も催され、地域交流、そして異世代交流の場ともなりました。同法人が運営するさくらぎ保育園の敬老会に招待されました。園児の皆さんが全力で歌い、踊る様に参加者の皆様は感動されておられました。

また、最後には肩をたたいていただきふれあいの時間も堪能することができました。気軽に交流ができるのは同法人の運営ならではです。今後も小さなボランティアさんには活躍していただけそうです。

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バースデー企画「お寿司屋さんに行く」

利用者の皆様個人のささやかな願いを叶える「バースデー企画」を行っています。レクリエーションの提供と、あわせて利用者の皆様への日頃の感謝を形にする事が目的です。

今回は女性のY様のご指名で、介護課長がご相伴に預かりました。(経費は施設負担です。)老舗寿司店での楽しそうなY様の表情に癒されました。

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11月の行事

1 手芸クラブ 11 理容 21 俳句・川柳クラブ
2 手芸クラブ 12 療法士指導 22
3 13 23 お楽しみ会
4 理容・華道クラブ 14 音楽クラブ 24 書道クラブ
5 文化祭・イベント 15 手芸クラブ 25 訪問美容
利用者懇談会
6 文化祭・展示 16 菓子販売 26 療法士指導
7 茶道クラブ 17 インフル接種
映画クラブ
27
8 サックス演奏会 18 理容、アロマクラブ 28 小さな音楽会
9 アロマクラブ
傾聴ボランティア
19 療法士指導 29
10 インフルエンザ接種 20 30 防災訓練

     

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