特別養護老人ホームこもれびの郷広報:こもれび新聞

■ 2018年7月号 ■

自衛消防大会出場

こもれびの郷では毎年の春先、自衛消防隊を組織し、災害の発見・連絡・消火などの訓練を行なっています。そしてその成果を競う自衛消防訓練技術審査大会にも参加しています。これは地域内の各事業所消防隊の技術を消防のプロが審査するというものです。

プライバシー保護の為画像を荒く加工しております。

今年もその大会が6月末に行われ、市役所などの公的機関、イオンなどの商業施設、こもれびの郷の様な社会福祉施設など十九もの団体が参加し、三つの部門でハイレベルな争いを繰広げました。

こもれびの郷では当日に利用者様と職員で応援隊も組織し、会場で隊員の実技を見守りました。隊長の張りのある声、隊員2名のキビキビした動きなどを目の当たりにすると、応援隊は皆目頭が熱くなりました。結果として入賞は逃しましたが、係員からは「とてもよかったのにね。」との言葉もいただく程の充実した内容となりました。
参加目的である、職員の防災意識の醸成、専門知識の吸収も十分に果たせて施設としても大きな収穫となった取組みでした。

身体拘束廃止研修 二階東主任 清水あや

外部団体・学研メディカルサポートが主催する「身体拘束廃止のための職員研修」に参加しました。身体拘束をせずに事故を防ぐ方法を、それにつながる不適切ケアをなくす取り組みを通して実現するという趣旨で、講師は株式会社安全な介護の山田滋先生が勤められました。

内容としては、実際にあった事例から身体拘束をしないで事故を防ぐにはどうすればよいか?ということを考えていく研修でした。具体的な事例の中には明らかに虐待にあたるものから、放置される事で身体拘束や虐待につながる不適切なケアまで多様にありましたが、それらの事例に対して安易に拘束しようとするのではなく、まずはなぜその行動を取るのかという原因をみつけて解消することの大切さを学びました。
また、転倒事故のうち3割は内服薬が原因であったり、総入れ歯を外したまま歩行するとバランスを崩しやすくなり転倒の危険度が高くなるといった興味深いお話もたくさん聞くことができたので、今後事故防止委員会などで活かしていきたいと思います。

プライバシー保護の為画像を荒く加工しております。

スタッフ・ほっとリレー 三十五

ありがとうに支えられ  宿直員 坂本ただお

私は、宿直員として、一度は辞めたものの再就職し現在まで約七年になります。その間に、いつまでも変わらない言葉かけとして、「ありがとう」という感謝の言葉があります。
この言葉は職員同士や利用者の方々で日常頻繁に使われていることには正直驚きでした。また、私が長く勤務できたこと、それは皆様の「ありがとう」の言葉かけがあったことも事実です。

今回こもれびの郷が都の「働きやすい職場」第一号に認定されたのは、職員の皆様の今までの努力の成果だと思います。「普段やっていることが認められた」ということです。結果は後から付いて来ました。受賞本当におめでとうございます。
非常勤職員の一員として、この職場に勤めていることをとても誇りに思っております。ありがとうございました。

同じ法人の運営する保育園との交流会

六月初旬に同法人が運営する日の出町の保育園「さくらぎこぱん」との交流会が開かれました。当日は園児の皆さんがこもれびの郷に来園される予定だったのですが、天候不順で逆にこもれびの郷の利用者様の代表が保育園をお訪ねをいたしました。
園児さんの可愛いお遊戯と先生方の暖かいおもてなしで参加した利用者様はとても喜んでおられました。
プライバシー保護の為画像を荒く加工しております。

7~8月の行事・レクリエーション活動

1 15 29 リンデンハウス来園
2 手芸クラブ 16 俳句川柳クラブ、送り火 30 小さな音楽会、青蛾珈房
3 17 お楽しみ会 31 茶道クラブ
4 防災訓練、朗読ボランティア 18 菓子販売、書道クラブ 8月
5 ホーム喫茶、サックス演奏 19 ホーム喫茶、アコーディオン演奏会 1 住職による読経と法話
6 理容、手芸クラブ 20 理容 2 ホーム喫茶、クラブ
7 療法士指導 21 保育園夏祭、療法士指導 3 理容
8 22 特別清掃 4 療法士指導
9 23 お楽しみ会 5
10 アロマクラブ 24 アロマクラブ 6
11 西中、傾聴ボランティア 25 ドッグセラピー 7 サックス演奏会
12 ホーム喫茶、大正琴演奏会 26 ホーム喫茶、音楽クラブ 8 防災訓練
13 理容、迎え火 27 利用者懇談会、訪問美容 9 ホーム喫茶、リノラウレア公演
14 療法士指導 28 療法士指導 10 理容