■2012年4月号こもれびの郷BCP
災害時にも被害を最小限に抑え、業務が継続できるように事前に定める計画をBCP(災害時事業継続計画=ビジネス・コンティニュティ・プラン)といいます。こもれびの郷では、今年度この策定を大事な事業目的として取り組んできました。一年を通し、職員の研修会への派遣や行政との折衝などを続けこの度、第一次案を完成しましたので要点をお知らせします。
〈 こもれびの郷の初動期目標 〉 ①利用者の生命を守り支援を続ける。 ②職員の生命を守る。 ③地域の要援護者の受入れに対応。
〈 職員の参集 〉 ①東京都多摩地区に震度5強の地震が起こった場合、管理職は直ちに出勤します。 ②同じく震度6以上の地震が起こった場合は、正職員は全員出勤します。 ③施設長を長とした対策本部を立ち上げ、被害把握、業務指示を行います。
〈 業務の遂行 〉 ①被害確認とともに、業務は継続します。 ②参集した人員の数に応じて、利用者の方には、居室待機、集合待機、避難の指示をいたします。
〈 物品の備蓄 〉 ①東京都社会福祉協議会の指針による利用者+職員の3日分の備蓄をいたします。 ②地域の要援護者の為の最低限の備蓄も行います。
〈 BCMの実施 〉 BCPは一度作れば終わりというものではありません。BCPを管理運営するBCM(事業継続マネジメント=ビジネス・コンティニュティ・マネジメント)を推進していく必要があります。職員が非常時優先業務を理解し役割を果たすべくプランの見直しや訓練を続けなくてはなりません。 介護施設で 火災が発生したら 日本防火技術者協会主催の表記研修に参加しました。 ①震災時の対応について 施設内の避難経路、避難場所の確立、近隣住民が避難してきた場合の対応については、 ②火災発生時の初動 施設から火災が起こる場合の4割が居室から。次に台所、洗濯場となっている。
③防災訓練について 訓練では居室から火災が発生したことを想定した訓練を行うことが重要である。 夜間の暗い時間を想定した訓練を行う必要がある。 <感想> 介護施設において火災が起きた際にどうすべきか、注意点などを詳しく聞くことができました。
介護現場のリスクマネジメント 介護課 大城 あきこ 表記研修に参加しましたので報告します。 〈介護事故の予防の為に・・・〉 ①過去にどんな事例が発生したかを 情報収集(10年分ほど) ②事例ごとの発生場所、時間、職員の関わりをを分類 ③前の事例により今回の事例を予測 できたかを検討する。 〈事故の検討会を行う〉 ①3日以内に行う。 ②事故報告書を作成する。 ③どこに問題があったかを検討する。 ④事故検討会にケアマネが入る 〈転倒事故を減らす〉 ①転倒しやすい方をマークする ②転倒防止で事故は大幅減 事故防止にあたっては、リスクのある利用者の方を職員全体に周知し気をつけていく。 ボランティア通信 毎月最後の火曜日は、小笠原先生をはじめとする皆さんによる「小さな音楽会」の日となっております。 4月の予定
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