広報こもれび新聞２０１０年６月号掲載

■２０１０年６月号

「小さなイベント」づくりはじめます！

こもれびの郷では２０１０年度新企画として「小さなイベント（催し物）」づくりを始めます。
これは、大きなイベントである「納涼祭等の５大行事」、
中ぐらいのイベントである「クラブ活動」に対し、
より小さく小回りの効く活動として位置づけております。

小さなイベントですから、最小対象人数は１人からです。
ここからユニット規模の２０人くらいの方を喜ばせるアイデアを中心に考えていくわけです。
（もちろん８０人全員でもいいわけですが。）　

このイベントの発案は、様々な部署の職員がアイデアを出し合うことになっております。
すでに続々とアイデアが集まってきております。

最大の目的は、当然利用者の皆様方の日常生活の充実ですが、
職員が各自でアイデアを出すことにより、
企画力と実行力を向上させていくことにも期待を寄せております。
６月より順次行ってまいりますが、
現在集まったアイデアのなかからいくつかを以下にお示しいたします。

【小さなイベント・案】

• お好みパフェづくり
• メイク教室
• アニマルセラピー・動物訪問
• 石焼いも販売
• サンマ焼大会
• 利用者・職員対抗のど自慢大会
• コーヒー豆を挽く会

すぐに実現出来そうなものから、備品や季節を待つものまで様々ですが、
今までにない面白いアイデアが次々と集まってきています。
「施設の行事」というと「より多くの人に平均的に喜んでいただくにはどうしたらよいか。」
ということを考えがちですが、「一人でも喜んでくれればいい。」と割り切って考えることで、
新しい切り口がきっと見えてくると思います。

そしてそこには新しい発見とともに、
より多くの人に喜んでいただけるためのヒントが隠されていると思います。
２０１０年こもれびの郷の新企画がスタートします。乞うご期待。

故人を偲ぶ会

５月末に、こもれびの郷では「故人を偲ぶ会」が行われました。
人ならば誰しもが逃れることの出来ない、このひとつの区切りを隠すのではなく
オープンにすることによって、その方が残された私達の心の中で
生き続けていただけるのではないかという願いも込められています。
（注・特定の宗教に拠るものではなく、施設としてのお別れ会という位置付けです。）

お散歩の季節

だいぶあたたかくなりました。外出やお散歩には丁度よい季節です。
バースデー企画やお楽しみツアー、それから職員の機転によりちょっとした時間に
ご近所へのお散歩など外出が増えてきています。

思えば昨年の今頃は新型インフルエンザが東京に上陸したころで、
いったいこの先どうなってしまうのだろうかと不安に思っていた時期でした。
今年も注意は怠りませんが情報収集をしながら外の空気も吸っていただこうと考えております。

こもれびの郷ホームページをリニューアル

開設以来多くの方にアクセスをいただいておりますが、
このたび７月をを目処にリニューアル計画が進行しています。
こもれびの郷のホームページは市販のホームページ作成ソフト「ホームページビルダー」
で構成されており、現在は施設長がその作成を行っています。

しかしながら、やはり素人がその作業を行うには限界があり、
いくら頑張っても「素人っぽさ」から抜け切れません。
今後はホームページの役割は益々重要になっていくことが予想され、
ネット上の「正面玄関」とも言われる時代ですから、
ここで思い切ってプロにお願いすることとしました。

リニュアールには年末のアンケートでも意見にあがっていた、
職員ならだれでも書き込める「スタッフブログ」も取り入れることにしました。
鮮度のある情報の提供で、利用希望者や求職者にアピールしていこうと考えております。

喫茶ボランティア募集

毎週火・木曜日の午後２時から、３階喫茶コーナーにて喫茶が行われています。
活動の内容は、喫茶店を訪れる利用者の方々へのコーヒー、紅茶、お菓子の提供です。
ボランティアさんは、その用意と片付け、そして来店された方の話し相手をお願いしております。
もう１０年も続いている地域との交流の場でもあります。

こもれび短歌教室

万華鏡　もの憂き刻の　癒しにと　きらめく形　しばし戯むる　／　裕瑞

６月の予定