特別養護老人ホームこもれびの郷広報:こもれび新聞

■2011年3月号


施設設備の更新 

こもれびの郷は、本年4月で開業満18年となります
茶色のレンガタイルの外装は目立った汚れもなく、
今見てもなお新築時の面影を残しておりますが、内装や設備の面では少しづつ不具合が出てきております。

こうした問題に際し、こもれびの郷では計画的に各備品や内装の更新、つまり入れ替えを行ってきております。今までにも、痛みの激しかった廊下の壁を張り替えたり、
職員の動線を効率的にするための小さな模様替えなども行ってまいりました。
各種の機械においては、例えばエアコンなどは、1年中使用しておりますので、
なかなか劣化のスピードが速く、次々と入れ替えを行っております。

他に利用者の方のお風呂、機械浴装置も今回更新となります。
この機械浴装置は、とても高価なもので、施設が単独では購入することができませんので
中央競馬会の援助をいただきました。
こうして、必要な部分はその都度手を打ってまいりましたが、
施設全体での大規模な修繕というものも視野に入れる時期になってまいりました。
これは東京都の補助をいただいて行うものなのですが、自己資金が50%、補助が50%という大事業です。
自己資金の規模からその範囲を想定して計画をしていくものなので、
テレビの番組の様にすべての箇所に手を入れるということにはならないと考えています。


節分の日・豆まき 

2月3日。季節行事の節分・豆まきを行いました。
面をかぶり、しましまの虎のパンツをまとった鬼が館内を回ると、
待ち構えていた利用者の方々が「鬼は外ー!。福は内ー!。」と豆を投げて下さいました。
小さな行事ですが、季節感を感じることのできる大切な催しだと思います。

こもれびの郷では毎月このような季節行事を行っております。3月にはひなまつり、4月にはお花見と続いてまいります。お楽しみに。


新人教育担当者 セミナーに参加して

職員育成プロジェクト 大城ワーカー 

新入職員教育は3カ月の研修期間で個々の能力や経験に応じて、
個別に教育する内容を工夫してレベルアップを図り、
新入職員全員が一定の水準に達していくことを目標としていくことが、本来の組織的な人材育成の意義である。

具体的には、福祉サービスは公的サービスであることを認識し、
介護職の社会的使命や責務について理解を深め、
求められる介護の知識、技術が一定水準に達するように目標を定めて教育指導を行うものである。

新入職員指導展開方法(例です)

 ①基本基礎を教える指導(1カ月)

 業務マニュアルに従って仕事がきちんとできるようになることを目的に行う。「なぜそうするのか」その理論づけ た説明を行い実践行動に移行する。

 ②危険防止策を教える指導(2か月)

 ③工夫して考えさせる指導(3カ月)

今回の研修で技術指導の中では、理論づけた説明を行っていかなければ、
次の個別対応の工夫が生まれないこと、考えさせる指導が必要であること他参考になることが多くあり、
今後の指導に役立てていきたいと思いました。

育成研修で必ず言われることが、良い部分は「褒める」ということでした。
新入職員に対して職員全体で実行していきたい思いました。


ボランティア報告 ・小さな音楽会(火曜午後)

小さな音楽会は、ボランティアさんが主催されておられます行事です。
ピアノを担当される小笠原先生は以前、プロのピアニストとして活動されておられた方です。
ご縁がありまして現在、友人のハーモニカ担当の瀬野さんとご一緒に、こもれびの郷にて、
月に一度、火曜日の午後にこの会を開いて下さっております。

前半はハーモニカの演奏、中盤はピアノ演奏、
そして最後は懐かしい童謡を中心に参加者みんなで大いに歌っております。
先日は参加者より「サンタルチア」を弾いて下さいリクエストが出たりと楽しいひと時を過ごしておられます。
お聞きになるだけの参加でも結構ですので、ボランティアが初めての方も、お気軽にご参加下さいませ。


3月の予定

1 喫茶、ゲームクラブ 11 21 果物注文日、出張喫茶
2 菓子販売 12 療法士指導 22 喫茶、手芸クラブ
3 喫茶、音楽クラブ 13 23 理容
4 14 お楽しみ会 24 喫茶、書道クラブ
5 療法士指導 15 理容、喫茶、ゲームクラブ 25 パーマの日、防災訓練
6 16 菓子販売 26 療法士指導
7 理容、コーラス、果物注文日 17 喫茶、音楽クラブ 27 緑庵喫茶、リンデンハウス
8 喫茶、ゲームクラブ 18 華道クラブ 28 お花見週間開始
9 19 療法士指導 29 喫茶、小さな音楽会
10 喫茶、映画クラブ 20 入浴あり 30
31 喫茶、映画クラブ

     

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