特別養護老人ホームこもれびの郷広報:こもれび新聞

■ 2013年2月号 ■


利用者の方との距離感について

我々福祉の仕事を選んだ者は、少なからず「お年寄りが好き。」という気持ちがあるのです。
この「好き」という気持ちで、時には必要以上に利用者の方に接近してしまうこともあるかもしれません。
私個人としてはこれは、悪いことではないと思います。

しかしながら、それがエスカレートした場合に「必要以上にベタベタする。」、
「慣れ慣れしく接してしまう。」という行為に発展する可能性があります。
これはNGです。注意しなくてはなりません。

いずれにせよ、お客様である利用者の皆さまと従業員である我々との間には、
侵してはならない明確な一線が存在するのです。



新春行事を振り返る

新しい年が始まり、早くも1カ月が経とうとしています。
今年はノロやインフルエンザなどのウィルスが大流行し、大変な季節となっておりますが、
こもれびの郷ではそんな気分を吹き飛ばそうと新春らしい行事がいくつか行われましたので、
ご報告いたします。

元旦には毎年恒例の新年の乾杯を行いました。
おせち料理が用意されたお昼ごはんに施設長が各ユニットを周り、年初の挨拶と乾杯をいたしました。
お酒が飲めない方はジュースで乾杯です。

一月十八日には、改めて「新春を祝う会」を行いました。
午前中は施設の中で、昔懐かしい紙芝居によるイベントの他、着物美人や獅子舞、
ひょっとこが各ユニットを回り新年の気分を演出いたしました。


摂食・嚥下研修    

一月二十五日。提携病院より言語聴覚士の先生を講師にお迎えし、表記研修を行いました。
言語聴覚士とはSTと略称される専門職で、「話す、聴く、食べる」ことのスペシャリストとされております。
高齢者施設では、その3つの行為について様々なご不自由をお持ちの方が多くいらしゃいます。
研修では、実際に飲み物を用意して自分達で飲んでみるなどの実技と講義とで会が進んでましりました。

先生はホワイトボードを使い、更に用意された資料を用いて熱心にご指導下さいました。
後半では、こもれびの郷に入所されている実際の利用者様への対応についても具体的にアドバイスを下さり、参加者一同熱心に勉強をいたしました。
先生は現在、月に二回程こもれびの郷を訪れられ、我々に様々な助言をいただいております。


業務紹介「生活相談室」

相談室は、設計の段階では一階にありました。
しかし、理事長は「相談員は利用者の方、そしてワーカーの側に在るべきだ。」と考え、
二階の中央に移しました。
利用者・ご家族への対応、行政との調整、入退通院、行事運営、更には食事介助の様な直接援助も・・・
今日も相談室は大忙しです。


写真ボランティア報告

写真ボランティアの馬場さんは色々な地を訪れ、その風景をカメラに収めていらっしゃいます。
あきる野の四季、名所、そこで咲く花々・・・
最近は祭りの風景や都会の名所といった新しいジャンルの写真も増えてきました。
1階から始まったギャラリーはもうすぐ全館になります。
施設に居ながらにして各地の風景を楽しむことができています。


2月の予定

1 アロマクラブ 11 お楽しみ会 21 音楽クラブ
2 療法士指導 12 理容、ゲームクラブ 22 パーマの日、利用者懇談会
3 13 紙芝居、職員健康診断 23 療法士指導
4 理容、節分、コーラス教室 14 24 緑庵こもれび喫茶
5 サックス演奏 15 手芸クラブ 25 出張喫茶・青蛾珈房
6 お楽しみ会 16 療法士指導 26 小さな音楽会
7 音楽クラブ 17 緑庵こもれび喫茶 27 防災訓練
8 華道クラブ 18 コーラス教室 28 書道クラブ
9 療法士指導 19 アロマクラブ
10 緑庵こもれび喫茶 20 理容、菓子販売
     

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